見本市に行こう!!

見本市に行こう!!

こんなイベントもある

航空宇宙業界の見本市もあるんです

この日本では先に紹介したような日常生活に触れている産業が展開している見本市が沢山存在している。だが中には見本市という言葉をそもそも知らない人がいてもおかしくはない。本質的な部分で見本市が開催されている理由さえも明確には答える事が出来ない人がいてもおかしくはない、改めて説明すると見本市は業界間で行う商業取引を中心に行うものである。キチンとした言葉でまとめるとこのようになるが、実際問題一般消費者視点でそんな商談が執り行われていようと知ったことではないという思いだ。一般開放されている見本市についてはその程度の知識で良いと思う、ただ業界関係者としてはまさに生きるか死ぬかという瀬戸際で行われている商談取り合戦となっているので、楽しんでいる一般人など知る由もない商売上の交渉が繰り広げられていると想像したら、思わず応援したくなるのは気のせいではないだろう。

さて、そんな事はおいておくとして見本市として開催されているのは他にもまだある、それは人間の科学力が進歩したことによって、ついに手が届かないと諦められていた空を飛ぶことが出来る乗り物を開発したのは、まさに人類という意味では最高の発明品といえるだろう。そんな空を飛ぶことが出来る飛行機を始めとした飛行技術関係の製品や最新式の飛行機などが立ち並ぶ『国際航空宇宙展』というものがある。

飛行機の見本市ともなると、やはり車やバイクといったものと同様に好みを分けることになるといえる。というのも、確かに飛行機も交通手段として用いられるが頻度はそこまで多いわけではない人もいるだろう。通勤手段として飛行機を利用している人もいない、といったことを言う以前の話ではない。良くても年間で2回から3回ほど利用する機会があれば十分だと筆者は考えている。

そんなちょっとマイナーだが、実は巷では人気を集めている国際航空宇宙展について考察を加えながら紹介していこう。

元はショーとしての意味合いが強かった

この国際航空宇宙展という催し事が始まったのは意外と古く、今から48年前となっている。開催場所は現在では東京国際展示場や幕張メッセとなっているが、開催当初はそれこそ自衛隊の基地で開催されていた。それだけでも、一般の立ち入りが認められていない自衛隊基地へ入り込めるというのは一部の人からすれば、なんとしてでも参加したいと考えていたに違いない。また開催されていた当時こそ航空機を披露していたが、今で言う所の商談として見本市ではなく、あくまで最新鋭の飛行機を公開してその性能を披露する、アトラクション性が高いものだった。その後見本市としての価値が見出されたことも影響してきたのか、年々来場者数も減少傾向となってしまうなどの問題にも直面していた。ではこの国際航空宇宙展の開催の歴史を分析してみよう。

現在に至るまでの歴史を紐解く

回数 開催場所 来場者数 参加団体 開催年度
第1回 入間基地 380,000人 42 1966年
第3回 小牧基地 500,000人 177 1971年
第7回 岐阜基地 430,000人 110 1983年
第8回 幕張メッセ 80,000人 259 1991年
第10回 東京国際展示場 110,000人 297 2000年
第11回 パシフィコ横浜 110,000人 3343 2004年
第13回 ポートメッセなごや・中部国際空港セントレア 162,884人 664 2012年

順々に説明していこうと思うが、まずは開催場所だがこれは徐々にアトラクションとしての意味合いで行われるのではなく、純粋に商業が行われるようになった事が大きく起因しているのか、1991年開催からは会場が幕張メッセなどのコンベンションセンターで行われるようになっていった。そして来場者数と参加団体については、参加団体は年月を経ることで参加する人々が非常に多くなった一方で、来場してくる人の数は大幅に減少し、その後振り幅こそ大きくないが全盛期の頃と比べた場合には圧倒的に少なくなっている。ここでは記載しなかったが、最も多く訪れたのは第4回、1973年に開催された見本市で『600.000人以上』となっている。

そして開催年度なのだが、こちらはあまり確定した日取りとなっておらず、初期の頃は2年と3年の間を空けたかと思えば最近では4年に1度の開催なっている。また第8回と第9回の開催にも8年ほどの時間が経過しているというところを見ると、そこまで頻繁に行われる見本市ではないようだ。つまり、開催される年に思い出したら行ってみた方が良いということだ。楽しめるかどうかは人ぞれぞれだが普段そこまで馴染みのない飛行機の見本市を見て、最新鋭の期待を見るのも面白いかもしれない。

久々の大盛況を納めた

そんな中で久々の開催となった2012年においては来場者数が一般開放と商業目的の人々合わせて160,000人以上の人々が訪れるなどの大盛況を納めた。この時は会場が2ヵ所に分かれており、1つはなごや国際展示場となるポートメッセなごやで技術的なものを紹介し、その後中部国際空港セントレアには様々な航空機が一堂に集結し、普段は見ることも稀な飛行機が名古屋に集結していた瞬間だった。これについては飛行機が大好きという人にとってはお宝ともいえるようなイベントだっただろう。その様子を撮影した写真からも察することが出来るように、大勢の人が珍しい形の飛行機を見て楽しんでいる。この時もしもテロ行為などが炸裂したらと、不吉すぎることを想像してしまうのはいけないことだろうか。そうしたら本当の意味で阿鼻叫喚となる状況が生まれること間違いないだろう。

次の開催は2016年

そんな国際航空宇宙展も2012年開催も無事に終了し、次回開催日も決定している。それは2016年に今度は東京国際展示場にて開催予定となっており、こうなると関東圏内に住んでいる人は期間内の一般開放に合わせて訪れてみるといいかもしれない。またこの開催日が4年以上のスパンが開いてしまうことも予想できるので、覚えていたらゆっくりと普段じっくりと見る機会のない飛行機展示を楽しんでみてはいかがだろう。